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ゲームの目的と勝者

このゲームでは、プレイヤーは場に出たカードの数字と、手札の数字の合計を一致させて上がることを目指します。

プレイヤーはゲーム終了時に規定の得点を得ることができます。

8得点を積み重ね、8点以上に達したプレイヤーは、得点ボード上の”Standby”のマスへ自身の勝利点マーカーを移動させます。

”Standby” 上にいるプレイヤーが『あきまへん』の宣言により上がったならば、そのプレイヤーがゲームの勝者となります。

(同時に複数名上がった場合は、その全員を勝者とします。)

ゲームの準備

1

適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。

2

全てのカード(65枚)をよく切り、上から2枚のカードを公開します。

3

残りのカード(63枚)から各プレイヤーへ5 枚ずつ配り、各々の手札とします。

4

配り終えたカードの残りは裏向きの状態で中央に置き、全体の山札とします。

5

山札の横に場となるスペースを確保し、公開された2枚のうち、数字が小さいカード(複数枚ある場合スタートプレイヤーがカードを決める)を表向きのまま、場札としてそこに置きます。

6

公開されている残りのカードを表向きのまま、適当に山札の真ん中に差し込みます。

7

得点トラックを全員が見やすい位置に置き、各プレイヤーは、勝利点マーカーを1つ選んで”0”の場所に置きます。

8

スタートプレイヤーから時計回りにゲームを開始します。

ゲームの流れ

ゲームでは、誰かがゲームの勝利条件を満たすまで、ラウンドと呼ばれる区切りを何度か繰り返します。

ラウンドは、誰かが『あきまへん!』と宣言して上がるか、『バースト』するまで続きます。

ラウンドの終了後、誰もゲームの勝利条件を満たしていないならば、新しいラウンドが開始されます。

ラウンドでは、各プレイヤーは自分の手番に以下のうち1 行動を選び、実行します(プレイヤーAが手番を実行後、プレイヤーBが手番を実行し...etc)。

選択可能な行動は以下の3つです。

  • 手札から出せるカードを場に出す。
  • 山札から1枚引き手札に加え、手札から出せるカードを出す。
  • 山札から1枚引き手札に加え、パスを宣言する。

山札に差し込まれた表向きのカードが山札の1 番上に来た場合、そのカードを点札として得点ボードの横に並べます。

山札が0 枚となった場合、捨て札をまとめてよく切って、裏向きの状態で中央に置き、山札とします。

カードの出し方

場に出せるカードは、場の1 番上のカードと同じ色(柄)または、同じ数字のカードです。

例えば青(矢絣)の4に対して、青(矢絣)の7や赤(梅)の4が出せます。

8(wild),11(choice)のカードは全ての色(柄)に対して出すことが可能です。

また、6(draw2),8(wild)のカードの上には、全ての色(柄)のカードを出すことができます。

ただし6は、同じ色(柄)か数字のカードにしか出せないので注意が必要です。

手札に複数枚同じ数字のカードがある場合、それらを重ねて同時に出すことができます。

例えば、上の図の左の様に、青(矢絣)の4に対して、赤(梅)の4と緑(七宝)の4を重ねて出せます。

また、上の図の右の様に、赤(梅)の4に対して、赤(梅)の7と緑(七宝)の7を重ねて出せます(このとき、場札と同じ色(柄)を1番下にして重ねて出さなければなりません)。

カードが重ねて出された場合、場札は重ねて出した1番上のカードとなります(上の図の左の場合、場の数字は4です。8とはなりません)。

カードが場に出されたとき、そのカードに効果(component カード早見表参照)があるならば、その効果が発動します。

ただし、準備の時に置かれた最初の場札の効果は発動しません(このとき、6か8か11が場札なら、次に全ての色(柄)のカードを出すことが可能です)。

効果があるカードが重ねて出された場合、その効果は重複します。

例:

  • 2(skip)を2枚同時に出したなら、スキップが2回起こり、次の人と、次の次の人の手番が飛ばされます。
  • 6(draw2)を2枚同時に出したなら、ドロー2が2回起こり、次の手番の人はカードを4枚引かなければなりません。
  • 9(reverse)を2枚同時に出したなら、リバースが2回起こり(右回り→左回り→右回り...etc)、回り順に対する変化は起きません。
  • 5(resist),11(choice),13(open)が複数枚出された場合は、1枚だけ出された場合と同様の効果が適用されます。

上がり方

各プレイヤーは、自分以外がカードを出したとき、自分の手札の数字の合計が、場に出たそのカードの数字と一致しているならば、次のプレイヤーがカードを引くか出すかするまでの間に自分の手番中でなくとも『あきまへん』と宣言して手札を公開し、上がることができます。

(あるプレイヤーが場に10を出した時、自分の手札が5,3,2ならば、5+3+2=10なので、次のプレイヤーがカードを引くか出すかをする前までに『あきまへん』を宣言して上がれる)。

手札のカードの数字の合計を計算するとき、同じ数字は好きな枚数をまとめてカウントすることが可能です(手札が5,5,2であれば、5をまとめてカウントし、5+2=7としても、5+5+2=12としても良い)。

カード効果の発動と『あきまへん』の宣言の間には、順序関係はありません.

あくまでも次のプレイヤーがカードを出すか引く行動を取る前であれば、場に出たカードに対する『あきまへん』の宣言は有効です。

場に重ねて出されたカードに対して『あきまへん』を宣言する場合は、重ねて出されたカードの枚数以上の、同じ数字の組み合わせが手札に含まれていなければなりません。

(13が場に3枚出たとき、手札に6が2枚と1が1枚(6+6+1=13)ならば宣言できないが、手札に4が3枚と1が1枚(4+4+4+1=13)ならば宣言できる)。

つまり、2枚の重ね出しに対しては手札に同じ数字2枚以上を、3枚の重ね出しに対しては手札に同じ数字を3枚以上を含んでいなければ『あきまへん』は宣言できません。

("『 あきまへん』の宣言を仕返す"場合は、含む必要はありません。)

誰かが『あきまへん』の宣言を成功させると、そのラウンドは終了します。

その後、宣言を成功させたプレイヤーは2点、宣言をされたプレイヤーは0点、それ以外のプレイヤーは1点を獲得します。

また、点札が1 枚公開されているときに上がったプレイヤーは、さらに追加で1点を得ます。

勝利点が8点に達したプレイヤーは、得点ボードの”Standby”のマスに自身の勝利点マーカーを移動させます。

”Standby”のマスにいるプレイヤーが出したカードに対し『あきまへん』の宣言をされ他の人に上がられた場合、そのプレイヤーは-1点され、7点のマスへ戻されます。

”Standby”のマスにいるプレイヤーが『あきまへん』の宣言により上がったならば、そのプレイヤーがゲームの勝者となります。

あきまへん返し

『あきまへん』を宣言されたプレイヤーは、その宣言に対し『あきまへん』の宣言を仕返す権利を有します。

プレイヤーがまだ『あきまへん』の宣言に使用していない手札を持っているなら、『あきまへん』の宣言を仕返すことが可能です。

その宣言が成功したならば、先に『あきまへん』を宣言したプレイヤーの上がりを上書きして上がることができます。

その場合、『あきまへん』の宣言の仕返しを成功させたプレイヤーは2点、先に『あきまへん』を宣言した全てのプレイヤーは0点、それ以外のプレイヤーは1点を獲得します。

また、点札が1枚公開されているときに上がったプレイヤーは、さらに追加で1点を得ます。

バースト

手札が10 枚以上となったプレイヤーは『バースト』となり、その時点でラウンドは終了となります。

その後、バーストしたプレイヤー以外は1点を獲得します。

『あきまへん』の宣言とバーストが同時に発生した場合、『あきまへん』の宣言が優先されます。

”Standby” のマスにいるプレイヤーがバーストした場合、そのプレイヤーは-1点され、7点のマスへ戻されます。

attackとresist

アタックカード (6,13) の効果を受けているとき、場のアタックカードと同じ数字のカードを、手番の初めに好きな枚数出すことができます。

そうした場合、アタックカードの効果が重複し、次の手番の人がその効果を受けます。

レジストカード『5』は、アタックカード(6,13)の効果を受けている(draw2の効果でカードを引かなければならない、openの効果で手札を公開しなければならない)とき、場のアタックカードの色(柄)によらず、手番の初めに好きな枚数出すことができます(通常の出し方も可)。

アタックカードの効果に対してレジストカードが出されると、自身が受けていたそのアタックカードの効果を、次の手番の人へ逸らすことができます。

レジストカードによって受け流されたアタックカードの効果に対しても、レジストカードを好きな枚数出すことができます。

このように出されたとき、受けているアタックカードの効果をその次の手番の人へ逸らします。

また、出されたレジストカードに対し、そのカードと同じ色(柄)で、受けているアタックカードの効果と同じ効果を持つカードを好きな枚数出すことが可能です。

この場合、アタックカードの効果が重複するものがあれば重複します。

2人用ルール

高度な駆け引きやコンボが楽しめる2人プレイ用ルールの紹介です。多人数プレイからさらに戦略的なゲームがしたい人におすすめです。

以下の部分を変更してプレイして下さい。

目的と勝者

3~5人用と同じような得点計算方式でプレイしてもよいですが、3勝先取でプレイすることをおすすめします。

上がったプレイヤーは、5つある勝利点マーカーのうちから1つ獲得します。バーストしたプレイヤーは勝利点マーカーを1つ失います。

準備

3

残りのカードから各プレイヤーに手札となる5 枚のカードを2 組ずつ別々に配ります。各プレイヤーは、2 つの手札をわかりやすいように、左右に分けて管理します。

8

スタートプレイヤーの左側の手札から時計回りにゲームを開始します。

ゲームの流れ

ゲームでは、各プレイヤーが手札毎に別々の手番を行います。

(時計回りならば、プレイヤーA の左の手札に対する手番を実行後、プレイヤーB の右の手札、プレイヤーB の左の手札に対する手番を実行し...etc)

各手札に対する手番で選択可能な行動は3~5人用と同じです。

上がり方

自分のいずれかの手札に対する手番で場に出したカードに対し、もう一方の手札で『あきまへん』を宣言することはできません。

ただし、『あきまへん』の宣言を仕返すことは可能です。

Q&A

Q1 : 手札をすべて出し切り、0枚となりました。どうなりますか?

手札が0枚のままゲームを続行します。

0枚となった次の手番は出せるカードがないので、選べる行動は、山札から1枚引いて出すか、1枚引いてパスするかの2つだけです。

Q2 : 2人のプレイヤーから『あきまへん』が宣言されました。どうなりますか?

2人の宣言をともに成功とし、両者2点を得ることができます。

宣言された人と関わってない人の点数配分は変わりません。

また、これが原因で2人以上のプレイヤーが同時に勝利条件を満たした場合、共に勝者とします。

Q3 : 準備の時に置かれた場札がアタックカードでした。そのカードとは違う色(柄)のレジストカード『5』は、出すことができますか?

いいえ。出せません。

レジストカードは、『アタックカードの効果を受けている時』、全てのアクションカードに対して出すことができます。

しかし、準備のときに置かれた最初の場札の効果は発動しないため、レジストカードをこれに対して出すことはできません。

効果の処理を終えたアクションカードに対しても同様です。

Q4 : 手札の合計が13のときに、自分の前の手番の人が13を出しました。手札を公開するアタック効果と『あきまへん』の宣言に、順序はありますか?

いいえ。ありません。好きな順番で行って下さい。

手札の公開のみをして『あきまへん』を宣言しないことも可能ですし、公開してから『あきまへん』を宣言することも可能です。

より円滑にゲームをプレイしたいならば、13 のアタック効果を受けたときは、公開する前に『公開します』と一言発すると良いでしょう。

Q5 : 13で公開された手札は、通常の手札と併せて、同様に扱えますか?

はい。13は手札を公開(自分の前に出しっぱ)にする効果で、公開したカードを含め、1つの自分の手札として扱います(それらを出す,手札の合計に加えることができる)。

公開後に引いてきた手札は通常(手持ち)の手札として加わるため、待ちを悟らせずに上ることは可能です。

ヒント

手札の合計が低くとも枚数が少なければ警戒されてしまいます。ペアによる多面待ちの他、小さい数字を多く集めることで相手を油断させ、上がれる確率を高めましょう。

また、大きい数字を場に出すときは『あきまへん』を宣言されても大丈夫なように、『あきまへん』の宣言を仕返せる手札を準備して、相手を罠に嵌めましょう!